これは、IRODORIカリキュラムのコンセプトです。
幼児期に興味を持ったもの、好きなことは、子どもの知識欲、好奇心を
高めると考えています。
社会に出ると、
◯自分の意見、考えを表現する
◯他者の気持ちを理解する
◯共同して創り出す、生み出す
このような機会を迎えることが多くなります。
IRODORIでは、これら3つの要素をダンス、そして振付作りの過程を通して、練習できる内容を取り入れています。
このフェーズでは、まず園児一人一人の感情、好きなもの、興味あるものを大事にします。
まずは、自分がどんな時に、どんな感情を抱くを自己理解するようなワークを実施。
自分の感情が動くシチュエーションを客観的に感じてもらうのが狙いです。
そして、感情は、体の姿勢、動きと連携しています。
ダンスの振付づくりも、感情や感じたことを動きに形を変えていくことなので、表現するための土台作りができるんです。
動きづくりの練習、表現のアイディアを引き出すために、動物、乗り物、日常生活動作など、子ども自身の好きを材料にします。
ダンスのステップは、みんな同じですが、表現する内容は、その子自身の好きな動きでダンスを作る。
そうすることで、ダンスができる、できないという体力レベルの差を感じさせずに、何を表現したかということにフォーカスすることができます。
周りと同じことをするのではなく、自分の好きを動きに変えて、オリジナルダンスにする。
このフェーズでは、自身の感情、好きなものをメインに形に変え、ダンスを作ることがゴールです。
[期待できる効果]
◯自己認識
◯意欲
◯メタ認知
◯クリエティビティ
このフェーズでは、自分一人の作品づくりから離れ、他者のダンスに触れ、世界観を広げることを大事にします。
前フェーズで創作したダンスを共有して、創作するワークが特徴。
自分と同じテーマ、素材を選んでいても、他者の異なる表現、動きを見ることができる。
そして、自分が知らない未知のものを知ることもできます。
自分が作ったものを相手に言葉や動きで説明する。
そして、他者の考えやアイディアに触れる。
次のフェーズに向けて、お互いのダンスを組み合わせるという、振付づくりのワークも行います。
複数人でのダンス創作の練習、子ども同士のコミュニケーションづくりにも役立ちます。
[期待できる効果]
◯自己認識
◯忍耐
◯メタ認知
◯クリエティビティ
◯対応力
このフェーズでは、課題の音楽をテーマに、みんなで一つの作品を作る経験を得ることを大事にします。
前フェーズで創作したダンスをもとに、みんなで創作するワークが特徴。
独自の振付シートをもとに、パズル感覚でダンスを当てはめるなど、多様な組み合わせを試すことが可能!
自分の好きなものと他者の好きなものを組み合わせるには、どうしたらいいか。
など、遊びながら問題解決力を高めていくことができます。
このフェーズのゴールは、一つのダンスを作り、ダンスを発表すること。
園児同士の思い出づくり、交友関係を深めていくことができます。
園の発表会でも使用できるので、イベントごとのアイディアにも困りません!
[期待できる効果]
◯セルフコントロール
◯忍耐
◯メタ認知
◯社会的能力
◯対応力
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